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2006.12.08 Friday
共有のビジネスモデル
![]() 以前とあるwebカンファレンスで気がかりだったけれど見てこなかった「Bookmooch」という古本共有サービスがあるんです。 気がかりは「古本の共有(無償提供)のサイクルのどこにビジネスモデルが成り立つのか?」という点にあり、幾度と無く関連記事を検索してもなかなか判らなかったので、もどかしい思いをしていた。が、さっき見つけてすっきり。
●Bookmoochの裏側にあるビジネス(Creative Commons Japan)
そもそも「Bookmoochって何よ?」という話なのだけれど、 Bookmoochは古本交換のオンラインコミュニティだ。メンバーになると誰かに古本を送ってもらうように頼むことができるが、そのかわりに自分が持っている本を誰かに頼まれたら送ってあげなければならない。まさに共有や古本を「ねだる」ことに興味がある人たちのシンプルなネットワークである。 よく覚えていないんだけれども、ずっと昔P2P革命児だったナップスターを試してみたときに、 「自分からファイルを提供しないと信頼されないので、なかなか共有させてもらえないんだよ」というような話を聞いて、もちつもたれつな密接な関係がなんか怖くて、(それ以前にPSP自体に謎の恐怖心が)それ以前近づいていない。 しかし、グレーなイメージが付きまとう「デジタルデータの共有」という行為と違って、古本の共有は図書館でも、Bookoffみたいな古本屋でも、経験しているので「気軽で安心」な雰囲気を維持することができるんだろな。 で、肝心のどこから収益を得ているのかという点については もし、望む本が手に入らなければウィッシュリストに加えられ、それが急ぎで欲しい場合にはコピーを待つかわりにかAmazonら買えるようにリンクがはられる。Bookmoochは5%の手数料をAmazonからもらえることになっている。 購買欲求のレベルを細かく分けた結果生じる、わずかな隙間をついたビジネスモデルなんだなと関心。これがきちんと成立して結果を出しているのもすごいや。 Webは無料が基本。ではあると思うけれども、無料である根拠がはっきりとすればするほど、有料であることの付加価値は増しますよね。 Webサービスのビジネスモデルって、スケールメリットを活かした広告収入しかないものかと思い込んじゃっておりましたが、どうやらそうでもないらしい。 さらに追い討ちの関心は それはある本が交換されたときに、著者に何らかの報酬が入るという仕組み 交換という行為の対価はあくまでも、交換物の著者へ。という考え。 ジョンバックマン(Bookmooch創設者)。男前だな〜。と思ったら マグナチューン社を創ったお方であった。なるほど。男前杉。 ●「ファイル共有」を使って事業を展開する新興レコード会社 ![]() 男前(おちゃめ) コメント
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